社長の日記「つみかさね」

社長の日記「つみかさね」

2012年05月16日

山電飾磨駅裏にて着工

画像今日から山電(山陽電車)の飾磨駅の真裏で、内装のリフォームを始めさせていただきました。

この町の前の自治会長さんのおうちで、以前からとてもよくしていただいていまして、今回はトイレの床が汚れてきたので、それを張りかえ、便器を取り替える工事と、畳の居間をフローリングに張替える工事をさせていただきます。

壁に張るクロスの柄、フローリングの素材と色、便器の種類と色、その他あらゆる内容が「おまはんが決めとけハッハッハッ」という調子なんで、楽しいですが責任重大です。

リフォームは八百屋で買い物するみたいに何度も何度もするものではありません。

僕は、こういう今まで長い人生を歩まれてきて、今の日本を作ってこられた人々の家を任されて幸せです。長い人生の中で、いろんな事があったであろうおうちを触らせていただく、という責任の重さを感じて施工していきたいと思います。

誰しもそうですが、年をとると全てがゆっくりになります。おうちでボーットしていただいている時、ご夫婦でお茶でも飲みながら「快適やなぁ」とふとおっしゃっていただけるような、心のある工事をしたいなあと思います。
posted by orangeknight at 09:21

2012年05月15日

面接9割り方完了

現在、今年一番の求人をしています。これで年末までは大きな補強はしないつもりです。

営業と事務職を募っているんですが、回を重ねるに連れて、面接にきてくれる人の質が全体的に良くなっています。

土曜日から10人ペースで面接していますが、だいたい今日で9割方終わりました。

今回の感想は、まず第一に20代前半の女子がしっかりしているという点。

みんな若いのにしっかりした考え方をもっています。

同世代の男どもとは精神年齢にかなり開きがあるように感じました。

そして、50代の男性の元気さ。今時まだまだ元気な世代、この世代は一通り苦労も経験しているから人としての奥行きが感じられる方が多いから、他の会社は敬遠しがちらしいですが、僕は好きな世代です。

僕は履歴書の中身はあまり興味がありませんし、学歴や経歴などむしろどうでもいいと思っているくらいです。

履歴書で見るのは「字」です。いかに気持ちを込めて書いてくれているか。これは見たらすぐにわかります。

丁寧に書いてくれた履歴書は、丁寧に見たいと思っています。達筆でなくても、丁寧に書いてくれたという事実がその人の気持ちを表しています。

履歴書の使い回しや、写真の使い回しはすぐにわかります。僕はうちに対して書いてくださった履歴書を大切に思っています。

使い回しのラブレターには心は揺さぶられませんもんね。

前にも書きましたが、その人が仕事ができそうかどうかなんて僕にはわかりません。

それよりも気持ちのある人。うちで働きたいと、シカマ工務店がいい!と言ってくれる人に入ってほしいと思います。

今週中に結果の連絡はさせていただきます。僕も今は偉そうに面接していますが、昔は面接してもらっていた人間です。

きてくれる皆さんの気持ちはわかります。ご縁があった方とは末長く一緒に働けたらと思っていますし、ご縁がなかった方にも、うちよりその方にとって、縁のあるところで働いて成功していただきたいですし、面接にきてもらった事に感謝です。

人は宝です。気持ちのある、心のある素直な方、そして唯一僕はこの才能はいると思うんですが、「努力する才能」のある方との新たな出会い、とても楽しみです。
posted by orangeknight at 23:12

2012年05月14日

買う側と売る側の考え方

買う側と売る側、僕自信シカマ工務店という立場はありますが、買う側と売る側のどちらにもなります。

常々「ものを売るには」という事を考えています。

テクニックではなく考え方。

買う側と売る側のどちらの立場にも置き換えて考えますが、これが奥が深いです。

どういうふうな考え方が、理念としているかを模索しますが、僕は売る側は、100%買っていただいている、という考え方をもつのはどうかと思います。

自分で営業から経営をしていて感じました。

売る側はもちろん、買っていただいている、という気持ちがなければだめです。それで売る側は成り立っているんですから。

ただ、傲慢ととられたら悲しいですが、売ってあげている、という気持ち、これが何%かはないといけないと思います。

これを、うちの社員もそうですが、勘違いしている人が多いと思う。

お金を稼ぐという事は、人の役にたった、人をHAPPYにした、その他要素はありますが、得てしてそういう事です。

買っていただいている、という想いしかない人は自分本位だと思うのです。

買っていただいたから、自分が潤う、自分が助かる。それを感謝だと勘違いする。

僕は、そうではなく、私からこれをお買い求めいただければあなたにとって幸いですよ。というのが、これも一つの顧客満足ではないかと思います。

それが、売ったら勝ち、売ったら終わりというような事ではなく、売る側は責任を持てという事に繋がるんではないかと思います。

買う側に僕が回ったときもそうです。

例えば僕が家電量販店に行ってTVを買う、又、居酒屋に行ってビールを頼む。

買う側に回ったとき、買ってあげている、という意識が強すぎると同じようにダメだと思いますし、気をつけています。

良いものを売ってもらってと、それに対してお金を払っています。

買う側と売る側が最近おかしな関係になってきているような気がします。

相手を想って売る事、この気持ちと買っていただいてありがとう、という気持ち。ともにもちあわせたいなと思います。

相手を想って買う事、この気持ちと売っていただいてありがとう、という気持ち。これももちあわせたいなと思います。

たぶん、80歳代のおじいさんおばあさん世代の方はそのお気持ちが強い。

損得だけで算用せずに相手を思いやる気持ち、これを昔の方のよいにもちあわせれば、もっと優しい社会になるのではと思います。

儲かったからのありがとうではなくて、得したからのありがとうでもなくて、本当のありがとうを追究したいです。
posted by orangeknight at 11:20
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