社長の日記「つみかさね」

社長の日記「つみかさね」

2013年08月23日

社員もいろいろ

数年前、時の首相小泉さんは言いました「会社もいろいろ、社員もいろいろ、いろいろでいいんですよ!」と。

記憶が確かなら、元首相が若い時にある会社に籍だけおいて給料をもらっていただとかなんとかで、野党からの厳しい質問責めにあっていたときに開き直って言った名言!?だと思います。

これを言って通用する人としない人がいると思いますが、元首相はあきらかに前者でその後その話題についての記憶はありません。

インパクトのあるフレーズで僕はこの言葉に強い感銘?を受けました。

いや、感銘というかフレーズの心地よさが耳に残りました。そして忘れられずに今日に至っています。


「会社もいろいろ」ほんとそうですよね。いろんな業種がありますし、目的から理念においてもそれぞれだと思います。

そして「社員もいろいろ」今日はこれについて。

社員は本当にいろいろです。だから良いなと思います。最近特に感じます。

例えば営業に関して言いますと、何かと目立つタイプもいれば地味にコツコツタイプもいます。

なぜそんな事をするのかとクレームの対処方法に疑問を感じる者もいれば確実に処理する者もいる。

ただ、一概に言えるのは多く売る人間は問題も起こしやすいということと、叱られる頻度が少ない人間はたくさんの受注を取らないということであります。

あくまで統計的なもので絶対ではありませんが、この営業という世界においては良くも悪くも目立った者のほうが受注をたくさんとる部類の人間であると僕は考えています。

かといってそんな者ばかりでは組織は成り立つわけがなく、地道にコツコツしてたくさんの受注をとるわけではないけれど、1件1件のお客様にはとてもかわいがっていただき、喜んでいただいている量がとても多い者もいます。

事務処理をさせると迅速な者、言ったことを的確に覚え即座に遂行する者、元気で明るい笑顔であいさつしみんなを気持ちよくさせてくれる者いろいろいます。

成長の早い人、少し遅めの人いろいろです。

ベクトルは社内でいろいろである必要はこれっぽっちもありません。

しかし、あたりを見渡すといろんな社員がいます。個性はいろいろが素晴らしい。

器用な人、不器用な人、上手い人に下手な人、気遣いができるなと感じる人にまだまだだなと思う人。

そんな時にいつも僕の頭の中では「社員もいろいろ」のフレーズが流れます。

腹の立つ事もありますし、情けなくなることもありますし、心から嬉しいな、ありがたいなと感じる時もあります。

良いことも悪い事も感じられ最近はありがたいと切に思います。

社員に対し嫌いという感情はこれっぽっちもありません。

そんなこと当たり前かも知れませんが昔はそんなことは正直ありませんでした。

「思ったらいけないが嫌いだなぁ」とか「使えないなぁ」という気持ちがありました。

いつの頃からか嫌いとか使えないなという感覚が完全に0になりました。

年上のほうが多いですがみんなかわいいなと失礼ですが感じます。

そして自分は未熟で荒いがガンガン成長してやると考えています。

話がまとまらなくなりましたが、何が起こってももちろん怒ったり、叱ったり、注意はしますが「しょうがないな、ほんまに〜と、そして社員もいろいろやな」と思います。

社員もいろいろ、まぁ本当にいろいろいますが全員仲間以上の存在です。


































posted by orangeknight at 16:48

2013年08月22日

メールの返信

メールの返信って難しいものなんでしょうか。

メールの返信がきちんとできていないと人間的センスが問われます。


しかし、思えば昔は(ちょっと数年前ですが…)携帯など持っていなくて、僕らの高校時代はポケベルでした。

たしか姫路の(地元の人間は姫路駅周辺を姫路と言います(笑))ドコモの店に行ってレンタルで持っていました。

「センティーA」とかいう商品で、スマホの3分の1くらいの大きさだったような記憶があります。

元来は電話番号を送る目的の物だったそれが言葉を送れるということで大ヒットしたんですよね。

言葉と言っても番号を言葉として読む、例えば「何してる?」なら「724106」みたいなものでした。

公衆電話の前にはポケベルに送る数字をどれだけ連打するんですか!?というくらい高速で打つ女子がたくさんいました。

そこから始まり、やがては文字へ変換され、メールとなったと思うんですが、以前はメールは手の空いたときに見てもらう、言うならば電話というものが相手の世界に急に割り込むのに対して、メールは相手の日常を遮ることなく負担なく送信者からのメッセージを見る事ができるというツールでした。

現在はそうではなく、電話と同じくらいビジネスにおいてはスピードが求められるものに変貌しました。

相手のすぐ横にいても「今からメールで写真を送るから見て」と言い、2〜3秒後には相手のスマホやパソコンにはそれがある。

当然のようにそれを共有し、打合せをするのが日常。

以前はIT、ITと言っていましたがそれだけでなく現在はコミュニケーションのCが加わりICTと言います。

それだけ情報の伝達が主体だった例えばメールが、コミュニケーションの伝達というものも目的とするものに変わったのだと思います。


ここで僕が言いたいのは、そこでメールに求められるものがただの情報の伝達ではなく、コミュニケーションであるということです。

冒頭の「返信」に対して僕はよく会社の人間に注意します。

「返信しなさいよ!」と。

僕は高校生ではないんですから常に「返事まだかな〜」と待っているわけではありません。

毎日仕事のことでメールは数十件きますし、多いときは100を越えます。

情報だけのメールには返信はしませんが、コミュニケーションをともなうメールには僕は返信をしています。

情報のメールには返信をしないよ、と言っています。

それをしていたらずっとメールしないといけませんし、時間のロスだからです。

しかし、話みたいなメールには返信はしないと失礼です。

メールで一番大切なのは礼儀です。

全てそうですが、形ではなく礼儀です。

僕は一日の始まりは「おはようございます」と何時でも言うように社内で言っています。

だからメールにおいてもその社員と会っていない時は「おはようございます」と打つように言っています。

入れないといけない文字ではなく、礼儀です。

メールもそういう感覚でするのが僕は正しいと思います。

部下からメールがありました。

上司が返信します。

返信なし…。これで終わりは失礼だと特に幹部の者には厳しく言っています。

例えばメールで「頑張ってください!」と締められた上司からもメール。

返信しないということは口で「頑張ってください!」と言ってもらったのに無視していることになる。

これに気付かない人は意外と多い。

ここが大切なんです。

ここで「はい、ありがとうございます!」と返信するのが礼儀ですし、当然。

そしてメールのやりとりを相手、特に上司を最後に終わらせない人が優秀ですし、気遣いができる人だと僕は思います。


相手がお客様だったらどうでしょう。

相手のことを考えれば考えるほど、正解は礼儀を大切に考えれば答えがでると思います。


メールの返信。コミュニケーションの重要なツールとなったメールにおいて、特にビジネスでのメールにおいてはスピードよりも相手への礼儀、これを考えないといけないと思います。



















posted by orangeknight at 11:59

2013年08月20日

夏の課題の本ご紹介(後編)

先日ブログで書かせていただいたオレンジナイトの夏の課題。

社員みんなで、一人一冊本を読んで読書レポートというのが課題です。そして皆様には誰がどの本を読んだのかをご紹介させていただこうという企画。

本日はその後編です。

読書レポートはコピーして何部か作り、部署ごとに配布しました。

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お互いに読み合いっこするのも勉強になりますし、楽しいものです。


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99%の人がしていないたった1%の仕事のコツ  河野英太郎著  赤穂店 原田


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やりたいことをやれ  本田宗一郎著  姫路別所店 奥田


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赤っ恥学  関口房朗著  姫路本店 目木


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感情の整理が上手い人下手な人  和田秀樹著  本社 森


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僕の死に方  金子哲雄著  本社 石原


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働き方  稲盛和夫著  姫路本店 二瓶


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感情の整理ができる女(ひと)はうまくいく  有川真由美著  本社 柴田


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社会人として大切な事はすべてリッツカールトンで学んだ  清水健一郎著  姫路本店 酒見


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サヨナライツカ  辻仁成著  赤穂店 萱岡


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折れない心をつくるたった1つの習慣  植西聡著  赤穂店 山本


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人の心をギュッとつかむ話し方81のルール  斎藤茂太著  本社 山口



以上です。

本を読む会社、読む人間の集団になったほうが絶対良いと僕は思います。既にそれが習慣化している人はともかく、楽しく続けていってくれたらいいなぁと思います。
















posted by orangeknight at 16:50
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