社長の日記「つみかさね」

社長の日記「つみかさね」

2013年03月07日

仕事は結果報告して終了

報告、連絡、相談、よく言われる報・連・相ですが仕事をしていくうえだけでなく、二人以上の社会では必要不可欠な事なんですが、なかなか完璧にはなりません。

うちの会社においても、営業どおし、大工と施工管理、職人と営業、事務と営業などさまざまな場合が想定されますが、よく「聞いてないなぁ~」というのを耳にします。

ちょっとしたことなんですが、そのちょっとをきちんと伝えるか伝えないかで物事の進み様は大きく変わるんですが、抜けていることがまま見られます。


基本の報・連・相もそうなんですが、今日僕が言いたいのは「結果報告」についてです。

皆さんの仕事先では、それは満足のいくレベルに達していますか?

仕事先だけでなく、あらゆるシーンで結果報告って大切だと感じているんですが、不満レベルはうちの会社だけなんでしょうか?

僕の役割上ですが、自分でこなす仕事と共に、それ以上に決定だけして「あとはヨロシク」という類いのものがあります。

たくさんあるから余計に感じるのかも分かりませんが、例えばある部署で上司や先輩に「コピー用紙がもう残り少ないから買っておいてね」と言われたとします。

言われた相手は、まさかここで「無理です」などとは言いませんよね。

次の返事としましては99%「はい、わかりました」です。

そして、普通は買うところまではきちんとします。

ここで、まだ厳密に言えば、仕事のできる人はすぐにします。後回しには絶対にしないのができる人です。

話は戻りますが、コピー用紙を買ってきたあと、もしくはアスクルやカウネットというようなオフィス用品専門の通販で申し込んだあとが重要なんです。

依頼した側というのは、コピー用紙を買っておいてと言った瞬間に、その事を忘れることはありません。

大きな部分は占めませんが、心の片隅では「コピー用紙ちゃんと買ったんかな?」という思いが残ります。

そしてその結果報告のないまま、後日コピー用紙の予備が棚にきれいに並べられている。

それを見た依頼者は心の中で「よし」とか「オッケーです」なんか思いませんし、仮にそう思うような人は管理者にはなれません。

なぜなら「放置」と「結果オーライ」という無責任な管理をしているからです。

仮にコピー用紙が次の日もないままで、コピー用紙を買うように指示された人が「す、すみません。後で買いに行こうと思っていたら忘れていました」と言ってきた時の責任は買ってきてねと依頼した人にあるからです。

無責任に、任せてあとは知らんでは管理者として不完全ということになります。

頼まれた側も、義務として買ってきてから「コピー用紙、買ってきました。棚に並べておきますね」という報告が必要です。

これがきちんとできている2者の間ではほとんどトラブルも起きないと思いますし、「あいつに任せておけば安心だ」「必ず結果報告してくるから任せられる」という信用が生まれます。

僕も気を付けようと思っていますし、仮にこれがきちんとできていない人はすべきです。

「結果報告」までできて一つの仕事が完成します。

指示されたことをこなし、仕事は完成ではありません。

「結果報告」がきちんとできる人はそれだけですごい信用が生まれます。

ワンランク上に感じるものです。

「これ頼むな」と言われた仕事については、もちろん部下、同僚、後輩から依頼された上司、先輩も含めて「できました」「あれ、さっき電話したから」「明日、来られるそうです」「ありました」などの報告、大切に考えてもらいたいものです。






posted by orangeknight at 09:22

2013年03月06日

面接は勝負

日曜日の求人広告「ディースター」のおかげで、たくさんの面接希望のご応募があります。

昨日もけっこうたくさん面接させていただき、ラストの方は21時半からでした。

今回は事務の正社員は募集していないので、それ以外の営業の正社員、事務や新店舗のパート社員などが中心です。

それにしても面接って難しい。そして疲れます。

まず、難しいというのは、短時間で来てくれた方の思考回路とポテンシャルを測らねばならないからです。

いつも言っていますが、仕事ができそうかはわかりませんし、そんなに重要視もしていません。

前職が何とか、資格の有無など判断材料ではありません。

ただ、受け答えや発言から、数ヶ月後をイメージします。

そして、それがイメージできる方を採用しています。

もちろん、パート社員などは働いてもらえる時間や日曜の出勤が可能か否かも判断材料にはなりますが、即戦力というよりベクトルの共有に重きをおいています。

僕や、先輩、上司がこの方にこう言ったら、この方ならどんな反応、対応をするのだろうと考えます。

僕はゆるく注意しません。かなりガツンといく時もありますが、数分後には完全に普通に戻っています。

引っ張っていたらしんどいし、すぐまた何かがあるので、切り替えないとやっていけないというのがあります。

もともとの性分もあるんだと思いますが、相手にもそれを求めます。

その場で反省し「すみませんでした。次はコレコレこういう事に気をつけます!」とさっぱりその場、もしくは1~2分後にまた戻ってきてきちんと言える人がベストです。

やりやすいんです。もちろんフォローもしますが、こちらが引きずらないのに相手だけ引きずられても困りますし、正直めんどくさい。

仕事ですからお互いの立場で、お互いに求められることを理解し、多少無理してでもそれをする人が結局上へとあがるものだと思います。

そこには理不尽もあるかもわかりませんが、世の中は理不尽のかたまりです。

それを飲み込む度量もやはり必要ではないでしょうか。

というようなことをいろいろ考え、想定し、完璧ではないですし、当たっていても本人が早々に辞めたいという場合もありますが判断しています。


そして、もう一つ、疲れます。

変な意味ではないんですが、僕は営業畑で誰とでも、初対面でもしゃべれそうだと思われがちですが、元来僕は恥ずかしがり屋なのです。

恥ずかしがり屋と言ったら何かかわいい感じがしてしまいますが、僕は初対面の人としゃべるのは苦手なんです。

営業をしていたら、ファーストインプレッションの重要さは痛感します。

会った瞬間、電話でしゃべった瞬間、そこには何らかのお互いの位置関係というのが、営業とお客様という関係だけでなくにわかに構築されます。

ですから、特に営業の場合は顔を作るところから始めます。

そうやって意識したものなので、面接で次から次に初対面の方と話すとなると頑張らないといけないので疲れるんです。


面接は勝負です。

会社は大事なお金を払い雇用します。

そこには理想だけでなく採算も合わさないといけません。

給料に見合った、またそれ以上の仕事をしてもらわないといけません。

新人採用は会社の成長への投資です。勝たないといけませんから勝負です。

面接にこられる人も勝負だと思います。

採用されるかされないか、そこまで全員の方は考えてないかもわかりませんが、勝負に来ましたっていう方は嬉しいですよね。


面接は今週が山です。全力で縁のある方を探したいと思います。




posted by orangeknight at 10:22

2013年03月05日

新店舗の状況

画像画像画像画像朝一で新店舗の姫路別所店に行ってきました。

工事の段取りは企画管理課の原がほとんどしていて助かっているんですが、大事な大事な新店舗、出来る限り現場に行きたいなと思っています。

全体に足場を昨日組んだらしく、塗装工事の準備はオッケーです。

店内はまだまだごったがえしています。

道路面をガラス張りにしたので、東からの陽がとてもよく入り、明るい店内になっています。

現在は床暖を体験していただく畳とフローリングの部屋、そしてシステムバスを組む部屋を大工が急ピッチで作っています。

中央でガッツポーズをしているのは大工の加藤、職人気質で曲がったことが大嫌い、とても気持ちの良い職人です。

最近の子は何でも「かわいい」と言うんですが、大工の加藤は御年65歳、うちの会社の女子に言わせると「かわいい~」らしいです。意味がわかりません(笑)。

話はそれましたが、トイレは男性用、女性用と2部屋作っています。

写真は男性用のトイレで、床と腰までの壁はタイルを張り、腰上は漆喰を塗ります。

そして、天井は杉の羽目板(はめいた)を張って、落ち着いた空間を演出したいなと考えています。

壁のタイルは、LIXILのインテリアモザイク窯変ボーダーという商品で、和を感じさせる窯変釉の繊細な柄がとても上品に見えました。

営業や管理が使う事務所はほぼ出来上がっています。

来週に机やパソコン、そしてコピー機などが届くらしいので今日はもう朝から掃除が入っていました。

なかなか順調に進んでいます。

しかし、今からが勝負だと思います。必ず工事、特にこういう急ピッチで進めている仕事は終盤に何かが起こります。

それにも備えつつ、トラブルは小さい間に解消しつつ、みんなで協力して仕上げていきたいものです。

今週は暖かくなってくるようですね。

いよいよ春、気分も上がります。

また、新店舗の状況をお知らせ致します。
posted by orangeknight at 10:32
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