働き方改革というものは、既にむかえている労働人口の減少化に対し、その少なくなった人間の数で、今までと同じ、もしくは今まで以上の生産をするためのものであり、国はそれ以上またそれ以下のことは考えていない。
後付け理論として、仕事時間を減らしプライベートの充実を、などと言うかも知れないが本質はそこではない。
単純に考え、労働時間を減らし、今までと同じ以上の結果を出すのは非常に困難な事である。
また、仕事という概念をプライベートの次と考える思想がはびこったら、会社の、ひいては国の生産性は落ち、やがて滅びる。
労働時間を減らすのは良いであろう。それが時代の流れであるから。
しかし、そこで生産性をより上げる工夫を会社やもちろん個人レベルでもっともっと考え、行動しないといけない。危機感を持つ。
そもそも仕事ってなんだろう。そんな二の次、後回しにするようなものなのだろうか。
人生において学校を卒業した後、人を最も成長させるのは仕事である。
仕事において考え、学び、挑戦し、ときには意見しあい、笑い、喜び、涙し、そして胸が熱くなるものである。
日曜日にゴルフをして人間が成長することはあってもそれは仕事があるからだ。その速度は仕事の何倍も遅い。
私は働き方改革に賛成ですし、会社でもすすめています。
しかし、仕事は人生の中心である。ましてやうちの会社が生業にしているのはおうちのリフォームである。これはそれぞれのお客様にとっての人生のイベントである。
自分の人生の一部を犠牲にするから相手に幸せは与えられる。
人生においてあらゆることは、欲しい欲しいではなく、他人に与えるものだ。7与えて3いただくのが正しい。
仕事ってそんな存在ではないのかなぁ。
posted by orangeknight at 19:41