社長の日記「つみかさね」

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2024年12月25日

きちんと工事していたら良いではない

いつも会社で言っているが、次また工事をさせていただこうと思ったら、きちんと工事をするだけでは全然ダメである。

 
きちんと工事をする。いわゆる良い仕事だ。

 
もちろん腕の悪い職人がしたような仕事は論外だ。そんな人はうちにはいないし、そんな次元の低い話ではない。

 
 
お客様は、リフォーム工事は失敗することなんてないと思っている。

 
しかし、現実は違う。

 
工事請負代金が大きくなればなるほどその確率は上がる。

 
100万より200万、500万より1000万。

2000万、3000万のリフォーム工事になると、もうそこは担当者の腕次第と言っても過言ではないだろう。

 
もっとも、ノウハウの無い担当者や会社に、大きな金額の受注は不思議と舞い込まないので、見えない力で失敗が防がれている側面はあるかもしれないが。

 
 
きちんと仕事をするのはあたりまえとお客様には見なされている。

 
まぁプロがするんだから、間違いない工事をしてくれるだろうと思われているし、しないといけない。

 
厳密には職人の腕にはいろいろある。

素人に分からないそれは、看護師しか分からない医者の腕みたいなものだと表現すればわかりやすいだろうと思うし、外科医どおしでお互いの手術をみたら実力がわかるのと同じだろうと考えている。

 
ある程度のレベルに達したら素人には分からないし、いろんな医者がオペをするように、許容範囲というものが存在するので、冒頭で述べた腕の悪い職人は弾かれるが、そのレベルに達した職人は市場に流通する。

 
その点ではどの業種でも相違はない。

 
 
市場に流通するのは、営業担当者や現場管理担当者も同じで、我々みたいなのがたくさんいる。

 
その中で選べれるためには何が求められているか。

 
ここにまず気づかないといけないし、注力しないといけないし、達成できないとリピートはないのが現実だ。

 
 
次、また呼んでいただくために最も必要なもの。

 
それはコミュニケーションに他ならない。

 
 
それ以上のものはない。

私はリフォーム業界に入り24年であるが、お客様が生活されているところを工事するリフォームの世界には、それ以上のものは存在しないと思っている。

 
 
きちんと工事をする、良い仕事をするなんてあたりまえである。

 
それにプラスアルファで、挨拶、報告連絡、確認、約束、信用、気遣い、デリカシー、そしてスピード、そういうものがお客様に選ばれる最大の要因になるのだ。

 
なぜ私に次から次に工事の依頼が入るのか。

 
私がした仕事と、うちの他の社員、また他の会社の方が担当する、6畳の畳の部屋をフローリングにする工事の何に違いがあるのか。

 
先ほど述べた事だけだろう。

 
早くしてくれてありがとう。

 
職人さんの挨拶が気持ちいい。

 
長郷会長のことなどよく言われるが、低姿勢で笑顔が素敵な職人さんだった。

 
大工さんが1つ1つ確認してくれた。

 
養生がしっかりされていて嬉しかった。

 
荷物移動のとき、大工さんが手袋を履き替えていて感心した。

 
毎日時間どおりにこられて、きちんとした職人さんだった。

 
 
基本、このようにお褒めの言葉をいただくのは、うちの会社の人間なら完全に共有しているだろう。

 
 
フローリングの貼り方が圧巻だった。まさか6畳を半日で!とか、床材と壁との取り合いが、このバチった(経年で歪みを生じた)我が家に対して大したものである。なんて、言われたことはないだろう。

 
そういうところである。

 
それなのに、いまだに多くの社員や職人はそこではなく、いや、心では分かりかけているのかもしれないが、きちんとした仕事をしていたら、次、また呼んでいただけると思っているし、そこに注力している。

 
そんなステージはもう過ぎたのだ。

 
 
今気づかないといけない。気づいて、行動をよりアップグレードさせたもののみが存続できるのだ。

 
生き残るって甘くない。勝つか負けるか。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
posted by orangeknight at 16:00

2024年12月24日

映画ドクターX観ました

夜、映画ドクターXを観てきました。

 
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やっぱり米倉涼子の大門未知子、カッコイイと儚いが混在していて良いなあ。

 
自分に対しての戒めで言う言葉。

私、失敗しないので。

 
しびれます。

 
そんな仕事をしないといけない。

そんな覚悟をもち、自分を追い込み、成功するかどうか分からないものをやりきるから感動があるんですよね。

 
大門未知子に刺激を受け、そうやなあと交感神経が刺激される。

 
早く寝ないと明日がやばいのに。

 
しかし、西田敏行や岸辺一徳、染谷将太も皆さん素晴らしい演技をされるなあ。

 
とてもおもしろい映画でした。

 
失敗なんか絶対ささへんでと、強烈に今想っております。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
posted by orangeknight at 01:15

2024年12月23日

今日の神戸新聞社会面の「感情的分極化」に賛同

今日の神戸新聞の社会面です。

 
「感情的分極化」まさにその通りだと思います。

 
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このブログを読んでくださるほとんどの方は分からないことかもしれませんが(むしろそれで良いんです)、いまだにSNSでは県知事選の余波があります。

 
そう、斎藤知事支持派と稲村氏支持派、というか斎藤知事アンチとの対立です。

 
 
ぜひ上の記事を読んでいただきたいです。

書かれているように、あまりにも感覚が偏りますと「偽情報であっても相手に不利な内容であれば受容しやすくなる。どちらの支持層でも陰謀論が渦巻く状態になってしまっている。こうなるとアメリカで〜」というような心理状態になるんですね。

 
 
人間にはバランスが必要です。

 
また、人に対しては、特に組織外の他人に対しては、この考え方には賛同できるが、この考え方は相容れないな、という面があるのが正常であります。

 
私は斎藤知事をめちゃくちゃ支持していますが、信奉しているわけではない。

だからと言って、前にも書きましたが、政治で結果を出しているなら仮に不倫をしたとしても支持はしますし、一方的に叩かれるなら例え1人になっても少しでも守りたい。

その想いは何ら変わりはないという感覚であります。

 
一部の、もう他人がどうこう言っても変わらないであろう、頭が凝り固まっている人の意見に流されるのは危険であります。

 
そう、どちらの支持層にしても、あまりにも偏った思想の方々に扇動されてはいけません。

 
 
いまだに私にもSNS上でケンカを売ってくる人がいますが、私はそのような人を相手にはしません。

 
なぜなら、まずほとんどがどこの誰か分からない人だからです。

 
表現の自由というのは、発言に責任を持つということの裏返しであり、匿名の人はいざという時は「ずらかる」はずですから、そんな人と意見しあっても仕方がないという考えであります。

 
もっとも、私は「核は持った上で使わないのが正しい独立した姿」という考え方を持っておりますので、普通にお会いしてケンカを売ってこられる方のそれは、それなりの対応はさせていただきます。

 
会社を自分でやっているというのは、それなりに戦ってきました。世の中には理不尽もあります。

そして、その都度戦い、勝てばレベルアップするものです。ドラクエと同じです。

 
 
なので、ぜひ私も含めた普通の方は、バランス感覚を無くさない上で、自らの信じる考えを想えば良いのではないでしょうか。

 
斎藤知事アンチの方でも、この部分の考え方は尊重できるよねと、そういう感覚が本当の独立した大人であります。

 
 
SNSの外ではほとんどの方が日常に戻っております。

 
視野を広く、その上で斎藤知事を応援していきたいものですし、アンチの意見も聞きたいものであります。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
posted by orangeknight at 10:45
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